予期せぬ効用

                                                                         第二府中館会員 K. F.     

私は、昨年10月から第二府中館において望月先生から太極拳のご教授を頂いています。これまでの私の人生において、およそ運動らしきものを継続してやったことがなく、元々硬かった身体はますます硬くなってきていて、何とかしなければと思っていたところ、偶然、家内が望月先生の存在を知ることとなり、夫婦揃って一念発起、太極拳を始めることにしました。

以来、取り敢えずは今年2月に開催された発表会を目ざして、週1回のレッスンに真面目に取り組み、何とか第一段の演武に漕ぎ着けることができました。まだまだ覚えるだけでも多くのことがあり、また覚えたことの一つ一つが奥深く、この先長くじっくりと取り組んで行こうと思っているところです。

ところで、私たちにとっては思ってもいなかった効用がいくつか現れてきましたので、以下にご報告させて頂きます。2年程前から私は、立ったままの姿勢を続けていると、左足の太ももが痺れる症状が出て来ていて、ゲルマニウムの小さなペレットを腰から脚に掛けて10粒ほど貼って症状を緩和させていました。太極拳を始めて2ヶ月経った頃から、ゲルマニウムを貼らなくても脚が痺れなくなり、そのまま3ヶ月近く貼らないままで済んでいます。硬く凝っていた脚の筋肉が太極拳のおかげで、ほぐれてきたのではないかと思っています。

また、家内の方は、冬になると身体が冷え、冷たい物を触ると一気に手が冷たくなったり、夜眠る時も必ず湯たんぽを使わないと冷えて眠れないなど、いわゆる血行が悪いと思われる症状に困っていました。ところが、太極拳を始めて2〜3ヶ月経った今年の冬は、手が冷たくなることも少なく、また夜も湯たんぽ無しで眠れるようになりました。

さらに、私は、3月に入って常時お腹が空いた気がしてならないことや、ズボンの胴回りがいつの間にかゆるくなって痩せたことから、これは糖尿病になったのではないかと思い、早速内科に行き、症状を告げて血液検査をして貰いました。結果は、血液は極めて良好な状態にあり、1年程前の人間ドックの時に較べて、血糖値も中性脂肪値も下がっているし、インシュリンの値も内臓の腫瘍マーカの値も全く問題なしということでした。

以上のように、健康状態は良くなり、お腹周りの余分な脂肪が取れ、身体も少し柔らかくなり(ホームページでご覧下さい)ということで、太極拳を始めて5ヶ月で、予期せぬ効用を夫婦で実感している次第です。







BACK